自分の条件でフロップ以降を計算
気になった場面を再現したいときは、両者のレンジ、フロップ、開始ポット、実効スタック、各ストリートのベット・レイズサイズを入力します。ターンやリバーのカードも固定できます。計算はWebAssemblyで動くエンジンが手元の端末のCPUで行い、サーバーでは計算しません。エクスプロイタビリティ(戦略の隙の大きさ)が目標値(初期設定はポットの0.3%)に達するか、反復回数が上限に達すると終了します。
無料のポーカーGTO学習ツール
GTOZeroは、フロップ以降の判断を調べて練習できる無料ツールです。まずは学習スポットを開いて、どのハンドで、どれくらいの頻度でベットするのか見てみましょう。あなたがプレイしたハンドの振り返りや、EVロスで評価する練習もできます。2人で争うポットに対応し、自分で設定した場面の計算は手元の端末で行います。インストールは不要です。
初めてなら学習スポットへ。設定せずに結果を見られます。
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GTOソルバーで分かるのは、両者のレンジ、ボード、ポット、スタック、選べるベットサイズを指定した場面で、各ハンドがベット・チェック・コール・レイズ・フォールドを選ぶ頻度です。GTOZeroでは、その計算をブラウザ上で行えます。
振り返りたいハンドがあるなら、その場面の条件を入れてみてください。ソルバーは、どちらのプレイヤーも自分だけ戦略を変えて期待値を上げられない状態(均衡)を目指して計算します。近い条件の表を探すだけでなく、自分の条件で戦略を確かめられます。
レンジやボードが変われば、計算結果も変わります。典型的な場面の答えを載せたチャートと、入力のたびに計算するソルバーの違いはここです。GTOツールやGTOアプリの中でも、こうした戦略を計算するものは「ポーカーソルバー」「GTOソルバー」「ポストフロップソルバー」と呼ばれます。
GTOを勉強すると、自分の判断や相手の偏りを確かめる「基準」が手に入ります。GTO(Game Theory Optimal)とは、どちらのプレイヤーも自分だけ打ち方を変えても期待値を上げられない、釣り合った状態の戦略のことです。
結果を見ると、同じハンドにベットとチェックの両方が表示されることがあります。これは混合戦略です。複数のアクションを一定の割合で使うことで、アクションからハンドを読まれにくくしています。
勉強で確かめたいのは、ひとつの正解に一致したかどうかだけではありません。別のアクションを選んだとき、EV(期待値)にどれほど差があるかも見ます。ソルバーが割合を示し、トレーナーがEVロスで判断を評価するのはそのためです。
気になった場面を再現したいときは、両者のレンジ、フロップ、開始ポット、実効スタック、各ストリートのベット・レイズサイズを入力します。ターンやリバーのカードも固定できます。計算はWebAssemblyで動くエンジンが手元の端末のCPUで行い、サーバーでは計算しません。エクスプロイタビリティ(戦略の隙の大きさ)が目標値(初期設定はポットの0.3%)に達するか、反復回数が上限に達すると終了します。
13の学習スポットなら、設定せずに結果を開けます。例を選んで⚡ 結果をすぐ見るを押すと、フロップの戦略がすぐ開きます。まずはアクションの頻度、エクイティ、EVを読むところから始めましょう。レンジを変えたり、ターン・リバーまで調べたりしたくなったら、自分で計算で同じ条件をソルバーに読み込めます。
あなたが選んだアクションを確かめるには、ハンド振り返りを使います。オープン・コール、3ベットポット、4ベットポットから状況を選び、ポジション、自分のカード2枚、フロップ、実際のアクションを順番に入力します。レンジはアプリのプリフロップチャートから自動で読み込まれるので、手入力は不要です。各判断は最適な選択、許容できる選択、見直す選択で評価され、合計ロスがbbで表示されます。到達する頻度が極めて低い判断は参考扱いとなり、合計には含めません。フロップは事前計算したデータ、ターン・リバーは端末での計算を使います。対象はオンライン6-maxキャッシュ、100bbを基準とするヘッズアップのポットで、1ハンドずつ手動で入力します。振り返った判断はこのスポットを練習から問題にして繰り返せます。
画面を拡大 ひとつのボードを詳しく見るならフロップスタディ、ボードの種類ごとの傾向を比べるならフロップレポートです。シングルレイズポット(1回のレイズでできたポット)、3ベットポット、4ベットポットの主要なポジションの組み合わせについて、スートの入れ替えで同じになるものをまとめた1,755種類のフロップを、目標誤差0.3%で事前計算しています。スタディではアクションの頻度と13×13グリッドを見ながら、フロップの終わりまで進めます。レポートは実際に出る頻度で重み付けした平均を、トップカード、スートの構成、ペアの有無、つながり方で比較できます。これらのポットではフロップのベット33%・75%、レイズ60%が固定です。BTNオープン・BBコールのデータは開始スタック100bb、レーキなし、ターン・リバーのベット60%を使っています。ターン以降の戦略は保存されていないため、ソルバーで開くから計算します。SBがリンプしBBがチェックしたポットも見られます。
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画面を拡大 画面を読む練習の次は、アクションを自分で選んでみましょう。GTOトレーナーは計算結果から、実際に持つ頻度に応じてハンドを出題し、ポットに対するEVロスで評価します。画像ではK♠8♦3♣でBBのA♠7♠をチェックし、最適な選択と判定されています。今日のGTO問題、復習、弱点分析、混合戦略を練習するRNGモードも使えます。自分で計算した結果からはこのスポットで練習を選ぶと、その場面が問題になります。
画面を拡大 リバーのベットに相手がフォールドしすぎる、と考えたら、ノードロックで条件を変えて調べられます。結果画面のこのノードの戦略を固定で片方のプレイヤーのアクション頻度を固定し、再計算すると、もう片方の戦略がどう変わるかを変更前と比べられます。相手の偏りに合わせた調整を、計算結果で確認する機能です。
GTOZeroを初めて使うなら、まず学習スポットで結果の見方を確かめ、その後に左側の5つのタブを順番に開き、このページの初期レンジと既定のベットサイズを使って自分の場面を計算してみましょう。
チップ数は整数で入力します。アプリの推奨は10チップ=1bbなので、55チップのポットは5.5bbです。ツリーがブラウザのメモリ上限(約3.9GB)を超えるときは、精度モードを16ビット整数にするか、ツリーを小さくしてください。
レンジをゼロから作るのが難しければ、下の文字列を①と②に貼り付けてください。BTNがオープンしBBがコールした学習スポットと同じレンジです。フロップを選び、ベットサイズは既定値のままで、最初の計算を試せます。
TT-22,AJs-A2s,KJs-K2s,QJs-Q2s,J4s+,T6s+,96s+,85s+,75s+,64s+,54s,AJo-A2o,K9o+,Q9o+,J9o+,T8o+,98o22+,A2s+,K5s+,Q6s+,J7s+,T7s+,97s+,86s+,75s+,64s+,54s,A2o+,K9o+,Q9o+,J9o+,T8o+,98oGTOZeroの結果画面は、右側でレンジ全体のアクション頻度を確かめてから、左の13×13グリッドで気になるハンドを選び、上部のアクション履歴で判断する場面を切り替える順に読むと整理できます。
| 見る場所 | 分かること | 読み方・操作 |
|---|---|---|
| 上部のアクション履歴 | フロップ、ベット、コール、ターンなどの進行 | 調べたいアクションを押すと、その時点の戦略に切り替わります |
| 左の13×13グリッド | 各ハンドが選ぶアクションの割合 | 緑はチェック・コール、赤はベット・レイズ。大きいサイズほど濃い赤になり、レンジ外のハンドは薄く表示されます |
| 右上のアクション表示 | レンジ全体の頻度とコンボ数 | まず「このレンジはどれくらいベットするか」を見ます |
| 右中央のハンド分類 | トップペアやドローなど、ボードとのかみ合い方 | どちらのレンジに有利なボードなのかを確かめます |
| 右下の表 | ハンドごとのウェイト、EQ、EV、EQR、アクション頻度 | 列ごとに並べ替えられ、サマリーをCSVに書き出せます |
最初の学習スポット、A♥7♦2♣でBBの結果を見てみましょう。チェック98.2%(455.5コンボ)、ベット1.8bbが1.0%、ベット4.1bbが0.9%です。サマリーのすべての行には、ウェイト464.0、EQ 45.1%、EV 2.09bb、EQR 84.0%と出ています。アクションの割合と、レンジ全体の数値を分けて確認できます。
EQRはエクイティ実現率です。エクイティにポットを掛けた値に対して、EVがどれほどあるかを表します。このBBの84%は、その基準値の約84%をEVとして実現しているという意味です。ポジション、両者のレンジ、ボードの影響を受け、OOP側では100%を下回ることがよくあります。
GTOZeroでは、自分の場面の計算、学習スポット、ハンド振り返り、フロップスタディ、フロップレポート、GTOトレーナーをすべて無料で使え、計算回数の制限や有料プランもありません。対応する機能と範囲は次のとおりです。
| 機能 | 対応 | 使える範囲 |
|---|---|---|
| フロップ・ターン・リバーの計算 | 対応 | ヘッズアップのポストフロップツリー全体 |
| プリフロップの計算 | 非対応 | チャートは公開資料を基にまとめた参考レンジで、ソルバーの計算結果ではありません |
| ベット・レイズサイズの指定 | 対応 | ポット比率、倍率、オールイン、ジオメトリックサイズ |
| ドンクベットのサイズ指定 | 対応 | OOPから先に打つサイズを別に設定できます |
| レーキとキャップ | 対応 | 調べる場面の条件に合わせて設定できます |
| ノードごとのツリー編集 | 対応 | 特定の判断地点でアクションを追加・削除できます |
| ノードロック・再計算 | 対応 | 一方の頻度を固定し、変更前後を比較できます |
| 精度モード | 対応 | 32ビット浮動小数点または16ビット整数。大きなツリーのメモリ使用量を調整できます |
| 目標エクスプロイタビリティ | 対応 | 初期値はポットの0.3%。低くするほど精度が上がり、時間がかかります |
| レンジ・設定の保存と入出力 | 対応 | レンジやベットサイズを次の勉強でも使えます |
| 結果のCSV出力 | 対応 | サマリーを表計算ソフトで開けます |
| リンクでスポットを共有 | 対応 | 同じ条件を勉強仲間に渡せます |
| 学習スポット | 対応 | 13の例で結果がすぐ開きます |
| フロップスタディ | 対応 | 主要なポジションの組み合わせを事前計算。フロップベット33%・75%、レイズ60% |
| フロップレポート | 対応 | 1,755種類を実際に出る頻度で重み付けした平均戦略。ボードの種類ごとに比較できます |
| ハンド振り返り | 対応 | 6-maxキャッシュ・100bb・ヘッズアップを基準に、プレイしたハンドの各判断を評価 |
| GTOトレーナー | 対応 | EVロスで評価。今日のGTO問題、復習、弱点の確認に対応 |
| RNGで混合戦略を練習 | 対応 | ハンドごとに1–100の数字を表示。初期設定はオフ |
| 自分で計算した場面を練習 | 対応 | 結果をトレーナーの問題にでき、この端末に保存されます |
| SBリンプ・BBチェックのポット | 対応 | フロップスタディとフロップレポートで見られます |
| マルチウェイポット | 非対応 | 対象は2人のポットのみです |
GTOZeroの無料GTOトレーナーはブラウザで開く練習アプリで、RNGモードがオフのときは、選んだアクションのEVと最も高いEVとの差を、スポット開始時のポットに対する割合で評価します。計算した場面からハンドが出題され、あなたがアクションを選びます。
同じ0.08bbのEVロスでも、開始ポットが5.5bbなら1.45%で要復習、22.5bbなら0.36%で許容できる選択になります。判定の境目は、1回のレイズでできた5.5bbのポットでは0.02bbと約0.055bb、3ベットの22.5bbのポットでは約0.079bbと0.225bbです。ポットに対する割合で比べつつ、基準値に下限を設けることで、ごく小さなEV差を厳しく判定しすぎないようにしています。
どのハンドも同じ確率で出題されるわけではありません。レンジのウェイトに応じて、持っている可能性が高いハンドほど多く出題されます。各スポットのさまざまな判断地点を合わせると、問題の組み合わせは10,000を超えます。1回のレイズでできたポット、3ベットポット、ブラインド同士を分けて練習できます。回答の記録を基に、連続クリアの数や苦手な場面を確認し、EVを失った判断を復習できます。
GTOZeroの学習スポットは、一覧から例を選んで⚡ 結果をすぐ見るを押すだけでフロップの戦略がすぐ開き、自分で計算を始める前にアクションの頻度やEVの読み方を確かめられます。レンジは標準的なオンライン100bbのプレイを基にしています。同じ条件をソルバーに読み込み、ボードや片方のレンジなどをひとつだけ変えて比べると、何が戦略に影響したのかを追えます。
OOP: BB(コーラー) · IP: BTN(オープンレイザー) · ポット5.5bb · スタック97.5bb
OOP: BB(3ベッター) · IP: BTN(コーラー) · ポット22.5bb · スタック89bb · SPR約4
OOP: SB(オープンレイザー) · IP: BB(コーラー) · ポット6bb · スタック97bb
GTOZeroは無料でヘッズアップのフロップ以降を計算・練習するためのツールで、GTO WizardやPioSOLVERが対応するプリフロップ計算やICMなどの機能は備えていません。代わりに使えるかは、あなたが調べたい範囲で判断できます。各社の公式ページを基に、対応する機能を並べました。
| 比較項目 | GTOZero | GTO Wizard | PioSOLVER |
|---|---|---|---|
| 計算する場所 | 手元の端末のブラウザ | GTO Wizard側でオンライン計算。手元に計算用の機器は不要 | Windowsデスクトップアプリ。MacではParallelsまたはBoot Campを使用。PioCloudでのクラウド計算にも対応 |
| ヘッズアップのポストフロップ計算 | 対応 | 対応 | 対応 |
| プリフロップ計算 | 非対応 — 参考チャートのみ | 対応 — 最大9人のマルチウェイも含む | 対応 — Edge版でヘッズアップに対応。64GB以上のRAMと高速な現行CPUが必要 |
| 3人のポストフロップ計算 | 非対応 | 対応 | — (ヘッズアップ用ソルバーとして説明) |
| トーナメント・ICM | ICM非対応。ヘッズアップのポストフロップ条件は入力可。内蔵データはキャッシュゲームのレンジ | 対応 — 配当構造やバウンティを含むICM | 対応 — ICM計算 |
| すぐ見られる戦略データ | 対応 — 学習スポット13例、主要なポジションの組み合わせごとに事前計算した1,755フロップ | 対応 — プリフロップからリバーまでのライブラリ | — |
| ノードロック | 対応 | 対応 | 対応 |
| フロップの集計レポート | 対応 — 1,755フロップ | 対応 — 1,755フロップ | 対応 |
| トレーナー | 対応 — EVロスで評価 | 対応 — GTO・EVのフィードバックを即時表示 | 対応 — 内蔵トレーナー |
| 自分のハンドの振り返り | 1ハンドずつ手動入力。6-maxキャッシュ・100bb・ヘッズアップが基準 | 対応 — ハンド履歴をアップロード | 場面を自分で設定して計算。ハンド履歴のアップロードについては記載なし |
| スクリプトによる処理 | 非対応 | — | 対応 |
| ソースコード | オープンソース (AGPL-3.0) | — | — |
— は確認した公式ページに記載がない項目です(2026年10月)。出典: gtowizard.com · GTO Wizardブログ · PioSOLVERドキュメント · PioSOLVER製品情報 · PioCloud · TexasSolver
マルチウェイやハンド履歴のアップロードを使うならGTO Wizardに、Edge版でのヘッズアップのプリフロップ計算やスクリプト処理を使うならPioSOLVERに対応機能があります。ICMは両者が対応しています。GTOZeroの範囲は、ヘッズアップのポストフロップ計算、フロップデータの確認、練習です。無料で、Macやスマホでもブラウザから始められます。複数のツールを使い、同じ場面を計算して入力条件を確かめる方法もあります。
無料の選択肢にはTexasSolverもあります。テキサスホールデムとショートデックに対応するオープンソース(AGPL-3.0)のソルバーで、Windows・macOS・Linuxにダウンロードでき、個人利用は無料です。GTOZeroは別途インストールせずブラウザで開き、学習スポット、ハンド振り返り、事前計算したフロップ、トレーナーを使えます。
GTOZeroの土台はWASM Postflop (AGPL-3.0)です。元のサイトでは更新終了が案内されていますが、GTOZeroではエンジンの開発を継続し、学習スポット、ハンド振り返り、フロップデータ、トレーナーを加えています。
同じアプリを使った全4回の解説です。動画は英語音声です。字幕があり、日本語への自動翻訳も使えます。
YouTubeで日本語の自動翻訳字幕を出すには、⚙ 設定 → 字幕 → 自動翻訳 → 日本語の順に選びます。
はい。自分で設定した場面の計算、学習スポット、ハンド振り返り、フロップスタディ、フロップレポート、GTOトレーナーをすべて無料で使えます。有料プランはありません。
インストールは不要です。GTOZeroはWebAssemblyで動くウェブアプリなので、Chrome・Edge・Firefox・Safariから開けます。全画面で使いたい場合はホーム画面への追加もできますが、必須ではありません。
使えます。学習スポット、ハンド振り返り、フロップスタディ、GTOトレーナーをスマホで利用できます。自分で条件を設定して計算するときはPCのブラウザが向いています。特にiPhoneではSafariの単一スレッド制限により計算に時間がかかります。
Game Theory Optimalの略です。相手と自分の戦略が釣り合い、どちらも自分だけ戦略を変えても期待値を上げられない状態を指します。自分の判断や相手の偏りを確かめる基準として使えます。
ヘッズアップのフロップ以降を無料で計算・練習したいなら、GTOZeroが選択肢になります。ブラウザで計算でき、学習スポット、フロップデータ、ハンド振り返り、EVロスで評価するトレーナーを備えています。GTO Wizardが対応するプリフロップ計算(マルチウェイを含む)、3人のポストフロップ、ICMを含むトーナメント、大規模な戦略ライブラリ、ハンド履歴のアップロードまで置き換えるツールではありません。上の比較表で、必要な機能を確認できます。
本当ではありません。GTOは判断の基準として使えますが、相手に明確な偏りがあるなら、それに合わせた戦略のほうが高いEVを得られる場合があります。レーキのないヘッズアップのモデルで厳密な均衡戦略を使うと、相手が戦略を変えても、こちらの期待値を均衡時の値より下げられません。この保証はレーキのある場面やマルチウェイにそのまま当てはまらず、レーキ差し引き後に必ずプラスになるという意味でもありません。また、GTOは相手のミスから利益を得ることもありますが、あらゆる逸脱からEVを得られるわけではありません。ソルバーの結果も、入力したレンジとサイズの範囲で均衡に近づけたもので、残る隙はエクスプロイタビリティで示されます。相手への調整はノードロックで確かめられます。
まずは設定せずに結果を見られる学習スポットから始められます。画面の見方に慣れたら、① OOPレンジ、② IPレンジ、③ ボード、④ ベットサイズ、⑤ ソルバーを実行の順に進めてみましょう。初回は既定のベットサイズと、このページにある貼り付け用の初期レンジを使えます。
丸暗記するものではありません。ひとつの場面で戦略を予想し、結果と比べるほうが身につきます。同じハンドでも複数のアクションを使う場合があり、ボードやレンジを変えれば割合も変わります。トレーナーで選んだアクションのEVロスを確認し、復習につなげられます。
PioSOLVERはWindows向けのデスクトップアプリです。PioCloudでクラウド計算を行い、場所を問わず結果にアクセスすることもできます。Edge版はヘッズアップのプリフロップ計算に対応し、ICM計算やスクリプト処理も備えています。GTOZeroはMacやスマホを含むモダンブラウザで開け、インストール不要ですが、計算はポストフロップのみでICMには対応していません。ヘッズアップのポストフロップ、ノードロック、フロップの集計レポート、トレーナーは両者が対応しています。
TexasSolverはテキサスホールデムとショートデックに対応するオープンソース(AGPL-3.0)のソルバーです。Windows・macOS・Linux用をダウンロードでき、個人利用は無料です。GTOZeroはブラウザで動き、別途インストールせずに学習スポット、ハンド振り返り、事前計算したフロップ、トレーナーを使えます。
調べたい内容で選べます。マルチウェイやハンド履歴のアップロードにはGTO Wizardが対応し、プリフロップ計算とICMにはGTO WizardとPioSOLVERがそれぞれの形で対応しています。ヘッズアップのフロップ以降を無料で、インストールせず手元の端末で学ぶならGTOZeroを使えます。このページはGTOZeroの運営側が書いているため、順位付けはしません。同じ条件を複数のツールで計算して比較する方法もあります。
指定した場面のGTO戦略を計算するプログラムです。両者のレンジ、ボード、ポット、スタック、選べるベットサイズを入れると、均衡を目指して計算し、各ハンドがベット・チェック・コール・レイズ・フォールドする頻度を返します。チャートを参照するのとは異なり、入力した場面の条件で計算できます。
両者のレンジ、ボード、スタック、選べるベットサイズからゲームツリーを作り、同じツリーで自己対戦を繰り返します。毎回、期待値が高くなる方向へ各ハンドのアクション頻度を調整し、片方だけ戦略を変えても改善しにくい状態に近づけます。戦略に残る隙の大きさを示すのがエクスプロイタビリティです。その値が目標に達するか、反復回数が上限に達すると計算が止まります。GTOZeroではWebAssemblyを使い、あなたの端末のCPUでこの計算を行います。
自分で設定した場面は、あなたの端末で計算します。ブラウザがエンジンをダウンロードし、端末のCPUを使うため、高速なPCほど計算も速くなります。ハンド振り返りやフロップスタディの事前計算データは、開いたフロップの分だけダウンロードします。
精度の指標はエクスプロイタビリティです。相手がその戦略の隙から得られる利益の大きさを、ポットに対する割合で示します。自分で設定する計算の初期目標は0.3%ですが、反復回数の上限でも止まるため、最終値を確認してください。ハンド振り返りとフロップスタディの目標は0.3%、学習スポットとトレーナーは0.5%です。結果は入力したレンジやベットサイズにも依存します。
計算するのはヘッズアップのポストフロップです。プリフロップや3人以上のポットには対応していません。プリフロップの参考チャートはありますが、公開資料を基にまとめたレンジで、ソルバーが計算したものではありません。
レンジは、その場面でプレイヤーが持ちうるハンドの集合です。GTOの文脈では、均衡で各ハンドがどのアクションをどれくらい選ぶかも扱います。プリフロップならポジションごとにオープン・コール・3ベットするハンド、フロップ以降ならベットやチェックに振り分けるハンドです。GTOZeroでは13×13グリッドで入力するか、このページの初期レンジを貼り付けられます。内蔵のプリフロップチャートは公開資料からまとめた参考レンジです。
ひとつの場面を見て、予想し、結果と比べてから練習する流れで進められます。学習スポットやフロップスタディで戦略を確かめ、同じ種類の場面をGTOトレーナーで練習します。EVを失った判断は復習で見直し、あなたがプレイしたハンドはハンド振り返りで確かめましょう。
フロップスタディで、オープン・コール、3ベットポット、4ベットポットから状況を選び、ポジションとフロップを指定します。先にアクションする側の頻度と13×13グリッドがすぐに表示され、フロップの終わりまで各アクションを追えます。基準は6-max・100bb、目標誤差0.3%、フロップベット33%・75%、レイズ60%です。保存されていないターン・リバーや、別のサイズを調べるときはソルバーで開くから端末で計算できます。
フロップレポートでボードの種類を比べられます。1,755種類のフロップを実際に出る頻度で重み付けし、最初にアクションする側と、チェックを受けたIP側の平均戦略を表示します。トップカード、スートの構成、ペアの有無、つながり方でまとめられ、表の各行からそのボードのフロップスタディを開けます。
GTOトレーナーでRNGをオンにします。ハンドごとに1–100の数字が出て、この範囲がソルバーのアクション頻度に応じて分割されます。出た数字を含む範囲のアクションを選ぶと最適な選択です。初期設定はオフで、今日のGTO問題には使われません。
使えます。Windows・macOS・Linuxのモダンブラウザで開け、インストールは不要です。自分で設定した場面は端末のCPUで計算するため、処理速度は端末によって変わります。SafariとiPhoneでは単一スレッドで動き、計算が遅くなります。
一部の機能を使えます。ホーム画面に追加した後は、端末に保存された学習スポットとトレーナーを通信なしで利用できます。自分で条件を設定して計算する場合は、先にオンラインで一度ソルバーを開き、エンジンをダウンロードしておくと、その後はオフラインでも計算できます。
公開しています。エンジンの基盤はWataru Inariba氏のWASM Postflopで、ライセンスはAGPL-3.0です。元のサイトでは更新終了が案内されています。GTOZeroでは開発を継続し、改変したソースコード全体を同じライセンスで公開しています。
GTOZeroは、Wataru Inariba氏がAGPL-3.0で公開したWASM Postflopを基に、多言語対応と機能拡張を行ったツールです。ハンド振り返り、事前計算したフロップデータ、トレーナーを加え、改変したソースコード全体を同じライセンスで公開しています。
無料で提供するのは、ソルバーの客観的な分析を通して、より多くのプレイヤーにホールデムへの理解を深めて、楽しんでもらいたいからです。誰でも学習に取り組めるよう、計算機能に加えて、結果の読み方から自分のハンドへの応用まで学べる学習スポット、解説動画、トレーナーを用意しました。ホールデムの上達を支えることが、GTOZeroの目的です。